今月の主題 心不全診療の新たな展開
心不全の病態生理と新しい評価法
心機能の非侵襲的検査法の進歩
羽田 勝征
1
1JR東京総合病院循環器内科
pp.1089-1091
発行日 1993年6月10日
Published Date 1993/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902139
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●新しい超音波装置が開発され,心内膜自動検出による左室動態の実時間分析が可能となった.
●弁口部集束血流を用いたPISA法により弁口面積と逆流量が求められ,また,瞬時瞬時の値も計算されるようになった.
●心筋コントラスト法による灌流領域の可視化がすすみ,予後の判定にも応用されつつある.
●ストレスエコー法が普及しつつあり,虚血の検出とviabilityの評価が行われている.
●センターライン法による左室収縮能の定量化が可能となった.
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