今月の主題 心不全診療の新たな展開
心不全の病態生理と新しい評価法
虚血による心不全とその病態
清野 精彦
1
,
岸田 浩
1
1日本医科大学第1内科
pp.1095-1097
発行日 1993年6月10日
Published Date 1993/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902141
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●急性虚血性心機能障害として急性心筋梗塞,acute coronary syndromeの病態がある.
●慢性虚血性心機能障害として陳旧性心筋梗塞,hibernation,ischemic cardiomyopathyの病態がある.
●虚血・再灌流障害としてstunning,reperfusion injuryが検討されている.
●虚血に続発する僧帽弁逆流の分析に心エコーDoppler評価が有用である.
●Ischemic preconditioningに関する知見(adenosine,α-受容体の役割)が集積されている.
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