増刊号 わかりやすいエコー法の臨床
腹部エコー法
疾患と腹部エコー図異常
門脈・脾疾患
松谷 正一
1
,
大藤 正雄
1
,
大村 邦夫
2
1千葉大学医学部・第1内科
2千葉社会保険病院・健康管理センター
pp.348-351
発行日 1991年10月30日
Published Date 1991/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901168
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門脈・脾の超音波所見は腹部超音波検査における基本所見の一つである.とくに超音波検査は門脈血行異常の診断,脾腫の判定ならびに肝胆膵腫瘍の門脈浸潤の把握に有用である.最近では超音波ドプラ法の併用により,さらに超音波診断能の向上が図られている.本稿では,門脈・脾の基本的超音波所見ならびに代表的異常所見につき概説する.
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