特集 プライマリ・ケアにおける神経症候へのアプローチ
各論(疾患編)
脳卒中を疑う神経症候とその対処法—突然の片麻痺,顔面麻痺,失語,構音障害
若林 眞子
1
,
鈴木 健太郎
1
,
木村 和美
1
1日本医科大学脳神経内科
キーワード:
脳卒中
,
プライマリ・ケア
,
症候
,
スケール
,
BEFAST
,
ELVO screen
Keyword:
脳卒中
,
プライマリ・ケア
,
症候
,
スケール
,
BEFAST
,
ELVO screen
pp.2308-2311
発行日 2020年12月10日
Published Date 2020/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227345
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Point
◎プライマリ・ケア医には脳卒中を見逃さないことが求められる.
◎脳梗塞は血行再建により劇的な症状の改善が見込める.
◎脳梗塞治療の転帰改善には発症から治療までの時間短縮が重要である.
◎脳卒中はBEFASTで疑う.
◎機械的血栓回収術の適応症例はELVO screenを用いて簡便に検出できる.
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