特集 脳卒中片麻痺—理学療法の歩みと最新の取り組み
脳卒中片麻痺の予後予測
石黒 幸治
1
,
福元 裕人
2
Koji ISHIKURO
1
,
Hiroto FUKUMOTO
2
1富山大学附属病院リハビリテーション部
2富山県リハビリテーション病院・こども支援センター
キーワード:
脳卒中
,
予後予測モデル
,
錐体路機能
,
MRI拡散テンソル法
,
経頭蓋磁気刺激
Keyword:
脳卒中
,
予後予測モデル
,
錐体路機能
,
MRI拡散テンソル法
,
経頭蓋磁気刺激
pp.660-666
発行日 2025年6月15日
Published Date 2025/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590060660
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Point
●脳卒中リハビリテーションにおいて,予後予測は,回復の可能性や治療効果を見きわめるうえで重要である
●脳卒中の予後予測モデルは過去から現在にかけて数多く存在するが,科学の進歩に伴い,現代ではより早期からの予後予測が可能になっている
●今後はイメージング技術や人工知能(artificial intelligence:AI)などを活用し,個別性も考慮した精度の高い予後予測をすることが重要である

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