今月の主題 感染症の動向と抗生物質
院外感染
感染性下痢
上野 文昭
1
1東海大学大磯病院・内科
pp.1664-1665
発行日 1986年10月10日
Published Date 1986/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220556
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発熱,脱水,嘔気,嘔吐,腹痛のいずれかを伴う1日4回以上の急性下痢は,臨床的に感染性下痢と考えられ,また1日3回以内で随伴症状の軽微な“mild diarrhea”も,感染によることがすくなくない1).この急性下痢の多くを占める感染性下痢のマネージメント(図)の要点を以下に述べる.
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