増刊号 これだけは知っておきたい薬の使い方
Ⅰ 感染症治療薬
腹部臓器感染症
17.感染性下痢の治療
大貫 寿衛
1
1国際親善総合病院
pp.1784-1785
発行日 1987年9月30日
Published Date 1987/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221137
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感染性下痢の治療は,急性症では1が輸液,2が化学療法で,純然たる対症療法としての止瀉剤は通常用いない.原虫などによる慢性症では輸液よりも化学療法が重要であるが,細菌性のものはほとんどが急性症で,病原の種類によっては化学療法不要の場合も少なからずみられる.
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