臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント
XII.癌
内科領域の固型癌の特殊な治療法
250.温熱療法の現状
古賀 成昌
1
,
前田 迪郎
1
Shigemasa Koga
1
,
Michio Maeta
1
1鳥取大学医学部・第1外科
pp.2662-2663
発行日 1983年12月1日
Published Date 1983/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218791
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- 文献概要
癌に対する温熱療法では,41.5℃以上が抗腫瘍性を期待しうる温度とされている.加温方法は全身温熱療法(total-boby hyperthermia;TBHT)と局所温熱療法(local hyperthermia;LHT)に分けられる.本稿ではTBHT,およびLHTとして癌の腹膜播種に対する持続温熱腹膜灌流(continuous hyperthermic peritoneal perfusion:CHPP)の現状と問題点について述べたい.
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