今月の主題 肝硬変と肝癌
肝癌の画像診断—早期病変のみかた
CTスキャン
葦沢 龍人
1
,
木戸 長一郎
1
Tatsuto Ashizawa
1
,
Choichiro Kido
1
1愛知県がんセンター病院・放射線診断部
pp.1479-1483
発行日 1983年9月10日
Published Date 1983/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218415
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原発性肝癌,ことに肝細胞癌に対する診断は,各種腫瘍マーカーの出現および画像診断法の発達により近年著しく進歩した.現在は切除可能な肝癌の発見を目的として,肝細胞癌発生のhigh riskgroupである慢性肝炎や肝硬変に対するスクリーニング検査に重点がおかれている.
肝細胞癌のCT像を中心に詳細な検討を行い,肝硬変からの移行に関する情報を求め,これらの結果を諸家の報告と比較する.
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