今月の主題 内分泌疾患—今日の知識
診断のすすめ方
Bartter症候群
藤田 敏郎
1
Toshiro FUJITA
1
1筑波大学臨床医学系・内科
pp.30-31
発行日 1982年1月10日
Published Date 1982/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402217577
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1962年NIHのBartterら1)によって発表された本症候群は,当初内分泌疾患として記載されたが,最近では腎疾患(腎尿細管機能障害)として報告されている.しかし,その病態は多彩な内分泌代謝異常を呈することから,本疾患は腎生理学と内分泌学の境界領域に属するものと考えられる2).
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