今月の主題 肺の炎症性疾患—最近の動向
反応性肺炎
薬剤誘起性肺臓炎
田村 昌士
1
Masao TAMURA
1
1岩手医科大学・第3内科
pp.372-373
発行日 1980年3月10日
Published Date 1980/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402216444
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はじめに
最近薬害による肺病変に対する関心が高まってきているが,一般に薬剤によって起こる肺病変としては間質性肺炎,肉芽腫性肺臓炎,胸水貯留,肺水腫,好酸球性肺浸潤,気管支喘息,肺高血圧症,縦隔および肺門リンパ節腫大,石灰沈着,肺塞栓症,呼吸筋麻痺など多彩をきわめる.ここでは紙数の都合もあるので,薬剤による間質性肺炎(肺臓炎)を中心に述べることにしたい.
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