Japanese
English
今月の主題 内科医に必要な癌のマネジメント
抗癌剤による副作用のマネジメント
肺臓炎
日高 紀子
1
,
内丸 薫
1
,
谷口 俊恭
2
1帝京大学医学部附属市原病院第3内科
2東京大学医学部附属病院分院第4内科
pp.468-471
発行日 1998年3月10日
Published Date 1998/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909268
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- 1ページ目 Look Inside
ポイント
●その抗癌剤のリスクファクターが何かを知っておくこと(総投与量,肺基礎疾患,高齢,放射線療法,高濃度酸素,他剤併用など).
●抗癌剤の投与中,投与後に乾性咳嗽,呼吸困難,原因不明の熱を認めたら,薬剤性肺障害を鑑別の一つに考える.
●早期発見が唯一肺臓炎を減少させ死亡率を下げるので,肺臓炎のわずかな徴候(finecrackle,DLco低下,労作時の酸素飽和度低下など)を見逃さないようにする.
●胸部X線は必ず投与前と比較して評価する.
●腫瘍,感染,放射線による肺臓炎と鑑別が必要で,時には生検を含む侵襲的な診断が重要である.
●治療の基本は薬剤の中止であり,必要に応じてステロイドを投与する.

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