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特集 最近話題の薬物誘起性心肺障害
薬物誘起性気道障害
Drug-induced Airway Injury
藤村 政樹
1
,
小川 晴彦
2
Masaki Fujimura
1
,
Haruhiko Ogawa
2
1金沢大学医学部第三内科
2石川県済生会金沢病院内科
1Department of Internal Medicine III, School of Medicine, Kanazawa University
2Department of Internal Medicine, Kanazawa Saiseikai Hospital
pp.651-656
発行日 1998年7月15日
Published Date 1998/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404901722
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薬剤誘起性気道障害として,薬剤による気管支喘息,気管支炎,細気管支炎が報告されている.これらのなかで頻度の高いものは薬剤誘起性喘息(drug-induced asthma)であり,時には致死的な大発作を生じるため注意が必要である.気道病変の認識不足と診断の困難性から,現時点では薬剤誘起性気管支炎や細気管支炎の報告は少ない.
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