わたしたちの研究
排尿便のしつけ
午来 和子
1
,
小菅 登志子
1
1武蔵野赤十字助産婦学校
pp.36-37
発行日 1966年6月1日
Published Date 1966/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203206
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排尿便のしつけは,食事の問題と平行して重要な部分である.特に乳児から幼児期(1.5〜2歳)にかけての排尿便のしつけは,強いることなくその一人ひとりに応じた能力を考えて子どもにまかせる態度でもってゆくことが大切であり,次の点に注意すべきである.
たとえば,いつまでもおむつにたよらないとともに赤ちゃん扱いをやめることである.またあまり排尿便に関して神経質にさいそくをしないで,自分からいってくるまで待つことである.あくまでも本人を尊敬し本人まかせにすることが大切である.
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