他科との話合い
精神科医と内科医の協力—精神病患者の早期発見のために
小林 八郎
1
,
大島 英義
2
1国立武蔵療養所
2国立国府台病院内科
pp.97-103
発行日 1966年1月10日
Published Date 1966/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201149
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精神病患者が内科にまぎれこんで来る場合は,かなりある。しかも初期の患者の場合,その発見はきわめて困難であり,不適当に処理されている場合も多い。内科医と精神科医の協力の道が大きく開かれるならば,精神病患者の早期発見に寄与するのみならず,もろもろの疾患に内在する精神的因子を理解することによつて,治療視野が大きく開かれてくるのではあるまいか。
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