視座
協力
児玉 俊夫
1
1岡山大学整形外科
pp.113
発行日 1975年2月25日
Published Date 1975/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905135
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1974年9月16日より3日間Londonで膝人工関節の国際シンポジウムがあり,日本からも20人近くが出席した.その席上でStanmoreの整形外科研究所のScale氏がSirに列せられたことを最初の司会者のMr.Fairbankより紹介され,満場の拍手の祝福を受けた.Scale氏は同研究所のBiomechanics Unitの所長で工学出身の方である.同じ頃ロンドンのImperial CollegeのDcpt. of Mechanical EngineeringのBiomechanics Unitの主任のSwanson氏がLondon大学の教授に任ぜられたことを聞いた.同氏も工学出身で,Mr. Freemanと協同して人工膝関節を開発された方である.Leeds大学のProf. Dowson,Glasgoの大学のProf. Pawlら工学出身の方々の名声は広く識られている.関節のlubricationではLeeds大学が国際的のリーダーでInstitute of Tribologyがある.Dowson氏はそこの教授で,30年来Iubricationの研究を続けておられるそうだ.
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