グラフ
アミラーゼの簡易測定法
丹羽 正治
1
1国立小児病院検査科
pp.985-986
発行日 1965年7月10日
Published Date 1965/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200893
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アミラーゼの簡易測定方法としてわが国では約50年前に発表されたWohlgemuth法が従来から広く採用されている。この方法では特殊な器具は必要でないが,1検体について11本の試験管を使い,37℃30分間の保温も行ない,またデンプン液もしばしば作り変えなければならなかつた。
ここに紹介する方法はそれよりもさらに簡便であり,1回の検査に必要なデンプンと緩衝物質との混合物が長期保存のきく乾燥状態で封入されているアミラーゼ管を使つて行なうものである。
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