コーヒーブレイク
アミラーゼの酵素法
中山 年正
pp.461
発行日 1978年6月1日
Published Date 1978/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543201632
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酵素を分析試薬として用いる,いわゆる酵素法は,コレステロールなどの脂質,ブドウ糖,尿酸などの分析に対し近年著しい発展をみせ,日常検査法として定着しつつある.こうした動きの中で,最近,アミラーゼ活性を酵素的に分析しようという試みが種々行われるようになった.
現在,既に分析原理を異にするものもいくつか出現したが,主流は生成ブドウ糖を酵素的に測定(GOD法,HK-G 6 PD法,GD法など)しようとするもので,原理的に何ら目新しいものではない.しかし,その内容を詳細に調べると,二,三の興味深い工夫と研究開発がある.
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