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編集室より
Y
pp.2040
発行日 2012年11月10日
Published Date 2012/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106554
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●原因のいかんを問わない「慢性腎臓病(CKD)」という概念の導入により,腎臓専門医への早めの紹介から始まる一般内科医との併診体制が普及しつつあり,一定の成果を上げています.このように近年では,どの領域でも専門医の方々から寄せられる一般内科医の方々への期待は高まるばかりです.その一方で,一般内科を訪れる患者さんが抱える問題は多岐にわたり,領域ごとに連携体制の構築を迫られる一般内科医の方々のご負担は確実に増えています.体制さえ構築できればうまくいくとも限らず,患者を介した医師と医師,医師と他職腫とのコミュニケーションが連携の鍵を握るといっても過言ではなく,これからの一般内科医に求められる重要なスキルの1つとなりそうです.
●私ごとで恐縮ですが,本号をもちまして編集室を離れることになりました.これまでご指導ご鞭撻を賜りました先生方に深謝申し上げます.なお,弊誌はきたる2013年に50周年を迎えます.これもご愛顧くださった皆様方のお蔭と厚く御礼申し上げます.これからも日々のご診療にお役立ていただくべく,新連載や記念企画なども準備中です.この機会にぜひ定期購読をお申し込みくださいましたら幸いです.
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