REVIEW & PREVIEW
内科疾患に対する認知行動療法の活用
古川 壽亮
1
1京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻健康増進・行動学分野
pp.2188-2190
発行日 2011年12月10日
Published Date 2011/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105708
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認知行動療法が,身体疾患の治療やマネジメントにおいても注目を集めている.
人間はさまざまな状況に対して反応を積み重ねながら生きていくが,この人間の反応は,認知(頭に浮かぶ考えやイメージ),感情,行動および身体の4つの側面に分けて考えることができる.このうち,認知と行動の側面から働きかけることによって,感情や身体の反応を変えていくのが,認知行動療法である.
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