今月の主題 内科臨床における心身医療
内科的治療をより効果的にする専門的治療法
行動療法と認知行動療法
坂野 雄二
1
1早稲田大学人間科学部
pp.1141-1143
発行日 1995年6月10日
Published Date 1995/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903701
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ポイント
●行動療法では,症状を「学習性の問題」と「未学習性の問題」という2つの観点から捉える.
●学習性の問題へは,学習された不適応行動を消去するプログラムの作成と実施で対応する.
●未学習性の問題へは,適応行動を積極的に学習するプログラムの作成と実施で対応する.
●セルフモニタリングを通して,患者の健康維持行動とライフスタイルの改善をねらう.
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