連載 手を見て気づく内科疾患・36
チアノーゼ:デオキシヘモグロビンの増加
松村 正巳
1
1金沢大学医学教育研究センター リウマチ・膠原病内科
pp.2045
発行日 2011年12月10日
Published Date 2011/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105709
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患 者:53歳,女性
病 歴:40歳時から寒冷刺激によってRaynaud現象を認めている.関節炎の存在,血球減少,抗核抗体陽性,抗Sm抗体陽性から全身性エリテマトーデスと診断され,プレドニゾロン8mg/日を内服中である.
身体所見:寒い冬の朝の外来での指の所見を示す(図1).
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