今月の主題 “がん診療”を内科医が担う時代
座談会
がん診療と内科医の役割―プライマリケアから抗がん剤治療,緩和ケアまで
勝俣 範之
1
,
岡田 唯男
2
,
高野 利実
3
,
木澤 義之
4
1日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科
2鉄蕉会亀田ファミリークリニック館山
3虎の門病院臨床腫瘍科
4筑波大学医学医療系
pp.2170-2181
発行日 2011年12月10日
Published Date 2011/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105706
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
わが国ではもはやcommon diseaseといってよいほどになった“がん”は,患者を専門医,専門病院に送れば終わりという時代でなくなりつつあります.プライマリケア医,一般の内科医は,がん患者とどのように,どこまでかかわっていくことができるのでしょうか.
本座談会では,家庭医,腫瘍内科医,緩和ケア医としてがん患者と深く接し,それぞれの立場でがん診療のあり方を探っておられる方々にお集まりいただきました.そして,どのような役割を担おうとしているのか苦労話を交えながらお話しいただき,がん診療の抱える問題点,一般内科医への助言をお聞かせいただきました.
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.