今月の主題 一般内科診療に役立つ消化器内視鏡ガイド―コンサルテーションのポイントから最新知識まで
上部消化管の内視鏡診療
【治療】
上部・下部消化管狭窄に対するバルーン拡張術とステント留置術
前谷 容
1
1東邦大学医療センター大橋病院消化器内科
pp.1101-1104
発行日 2009年7月10日
Published Date 2009/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103973
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ポイント
●原則的にバルーン拡張術は良性狭窄に,ステント留置術は悪性狭窄に対して行う.
●バルーン拡張における穿孔防止のため,最初は小さいバルーン径から開始する.
●バルーン拡張による疼痛(偶発症と関連あり)を認識できるために鎮静薬は極力使用しない.
●切除不能食道癌に対するステント留置術では,原則としてカバードステントを選択する.
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