今月の主題 一般内科診療に役立つ消化器内視鏡ガイド―コンサルテーションのポイントから最新知識まで
上部消化管の内視鏡診療
【治療】
内視鏡的胃瘻造設法の適応と実際
鈴木 裕
1
1国際医療福祉大学病院外科
pp.1093-1100
発行日 2009年7月10日
Published Date 2009/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103972
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ポイント
●PEGは開腹胃瘻造設術よりも合併症発生率,入院期間および総コストなどの点で優れている.
●PEGは胃瘻造設術の標準的な術式である.
●PEGは,Pull/Push法,Introducer法が一般的な造設手技である.
●最近,Introducer法の欠点を補ったDirect法/Seldinger法が開発された.
●胃瘻カテーテルは,胃内の形状からバンパー型とバルーン型,外部の形状からチューブ型とボタン型に分かれる.
●胃瘻カテーテルの交換は,バンパー型は4カ月以上経過,バルーン型は24時間以上体内留置されれば保険請求できる.
●2008年4月から胃瘻カテーテルの交換手技料が200点計上できるようになった.
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