今月の主題 緊急時に画像診断を使いこなす
鑑別診断のための画像診断
急性胆囊炎を疑う
寺井 親則
1
1宮崎医科大学救急医学講座
pp.701-703
発行日 2003年4月10日
Published Date 2003/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102605
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ポイント
・急性胆囊炎は日常臨床で比較的多く遭遇する救急疾患で,重症例はドレナージや緊急手術の適応となる.
・腹部超音波検査は急性胆囊炎の診断に有用であるが,病歴を詳細に聴取し,身体所見を正確に診ることがより大切である.
・治療法には,保存的治療,ドレナージ療法,外科治療がある.手術手技では腹腔鏡下胆囊摘出術が標準術式であるが,胆汁性腹膜炎では開腹胆囊摘出術の適応となる.
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