特集 ラパコレを再考する―腹腔鏡下胆嚢摘出術をマスターするために
急性胆囊炎に対する胆囊ドレナージ
平川 徳之
1
,
山本 健治郎
1
,
土屋 貴愛
1
,
向井 俊太郎
1
,
祖父尼 淳
1
,
糸井 隆夫
1
1東京医科大学臨床医学系消化器内科学分野
キーワード:
急性胆囊炎
,
胆囊ドレナージ
,
Tokyo Guidelines 2018
Keyword:
急性胆囊炎
,
胆囊ドレナージ
,
Tokyo Guidelines 2018
pp.1451-1456
発行日 2023年9月15日
Published Date 2023/9/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003502
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急性胆囊炎は「胆囊に生じた急性の炎症性疾患」と定義され,日常診療で比較的頻繁に遭遇する緊急性の高い消化器系疾患の1つである1)。原因の多くは胆石に起因するが,そのほかとして,胆囊の血行障害,化学的な傷害,細菌,原虫,寄生虫などの感染,膠原病,アレルギー反応など多彩な要因が発症に関与する1)。
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