今月の主題 ブレイン アタック―超急性期から維持期まで
脳卒中の診断
診断の手順
一戸 淳
1
,
長田 乾
1
1秋田県立脳血管研究センター神経内科・脳卒中診療部
pp.1111-1116
発行日 2003年7月10日
Published Date 2003/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102111
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ポイント
・救急医療では,病歴聴取と神経所見から,まず脳卒中か否かを見きわめる.
・脳卒中急性期の診断は,最短時間で適切な治療に結びつけることを目的とする.
・来院から1時間以内に頭部CTを撮像して治療方針を決定し,治療を開始することが望ましい.
・超急性期の虚血性病変の検出には,MRI拡散強調画像(DWI)が威力を発揮する.
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