特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか
呼吸器疾患
気管支喘息
村田 朗
1
,
木田 厚瑞
1
1日本医科大学呼吸ケアクリニック
pp.280-283
発行日 2006年11月30日
Published Date 2006/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101532
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気管支喘息はガイドラインにより,気道閉塞と気道炎症により特徴づけられている。また,気道閉塞は軽度のものから致死的なものまで存在し,自然または治療により可逆的である.安静時には症状を認めないが,発作時には咳・痰・呼吸困難・喘鳴の症状を特徴とする.治療は,以前は苦しい発作を鎮めることが中心であったが,最近では,吸入ステロイド薬により,発作を起こさないようにコントロールすることに重点がおかれている.
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