特集 外来で出会うアレルギー疾患—Total Allergist入門
押さえておくべきアレルギー疾患の基本
気管支喘息
冨保 紗希
1
,
正木 克宜
1
,
福永 興壱
1
1慶應義塾大学医学部呼吸器内科
キーワード:
2型炎症・非2型炎症
,
フェノタイプ
,
アドヒアランス
,
吸入支援
,
抗体医薬
Keyword:
2型炎症・非2型炎症
,
フェノタイプ
,
アドヒアランス
,
吸入支援
,
抗体医薬
pp.216-222
発行日 2021年2月10日
Published Date 2021/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227418
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Point
◎気管支喘息の病態には多様性があり,その診断にあたり重症度やフェノタイプを考慮する.
◎コントロールが不良である場合には診断を見直し,アドヒアランスと吸入手技,増悪因子や合併症を評価する.
◎重症喘息に対し,2型炎症を標的とした複数の抗体医薬が有効である.
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