今月の主題 ミネラルと骨代謝異常と骨粗鬆症
トピックス
栄養としてのビタミンDとカルシウム再考
岡野 登志夫
1
1神戸薬科大学衛生化学研究室
pp.2072-2074
発行日 2004年12月10日
Published Date 2004/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101255
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ポイント
ビタミンDとカルシウムの摂取不足は,必ずしも骨粗鬆症のリスクファクターとはならない.
ビタミンDとカルシウムの補充は,骨粗鬆症治療における基礎治療であり,そのうえで適切な治療薬の選択が行われるべきである.
日本人高齢女性では,血中25(OH)D濃度が50nmol/lを下回るとビタミンD不足とみなされる.
一般に,血中の25(OH)D濃度とPTH濃度は負の相関を示す.
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