特集 高齢者の低栄養予防・フレイル予防
高齢者におけるビタミンD・カルシウム摂取量の考え方と課題
田中 清
1
,
桒原 晶子
2
1神戸学院大学栄養学部
2大阪府立大学地域保健学域総合リハビリテーション学類栄養療法学専攻
キーワード:
サルコペニア
,
フレイル
,
ビタミンD摂取基準
,
カルシウム摂取量
Keyword:
サルコペニア
,
フレイル
,
ビタミンD摂取基準
,
カルシウム摂取量
pp.532-537
発行日 2021年8月15日
Published Date 2021/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209675
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【ポイント】
◆ビタミンD不足は骨折・サルコペニア・フレイルのリスクであり,不足者の割合は極めて高い.
◆日本人の食事摂取基準2020年版において,ビタミンDの目安量は,骨折リスクを考慮して策定された.
◆介入試験は,カルシウム・ビタミンD併用のものが多く,これらの相互作用について,研究が必要である.
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