今月の主題 臨床行動に結びつく検査戦略
新しい検査・特殊な検査の有効的な利用
凝固線溶系の分子マーカー
川合 陽子
1
1慶應義塾大学医学部中央臨床検査部
pp.850-853
発行日 2004年5月10日
Published Date 2004/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100812
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ポイント
DICの早期診断のために多数の凝固線溶系分子マーカーが開発され,血栓症やその他の病態診断にも応用されるようになってきた.
トロンビンを中心とした凝固活性化マーカーとプラスミンを中心とした線溶活性化マーカーを理解し,出血傾向が危惧される病態と多臓器障害への進展に留意すべき病態などの鑑別が可能な検査に熟知する.
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