予防と臨床のはざまで
さんぽ会夏季セミナー2017
福田 洋
1
1順天堂大学医学部総合診療科
pp.1026
発行日 2017年12月15日
Published Date 2017/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401208800
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2017年9月23日(土),順天堂大学において「さんぽ会夏季セミナー2017」が開催されました(https://www.facebook.com/sanpokai/).夏季セミナーは,普段の月例会では時間の足りないテーマについて,じっくりと時間をかけて学び,議論するのが目的です.25周年となる今年は「健康経営,その光と陰」をテーマに議論を行いました.
本編が始まる前に,さんぽ会の25年の歴史を紹介しました.さんぽ会は,もともと1993年に順天堂大学医学部公衆衛生学講座内の研究会としてスタートしましたが,2001年から会場を保健同人社へ移し,企業や職種を超えた産業保健の情報共有,議論,研究の場として発展を続けています.1994年の第1回夏季セミナーのテーマは「OHP(オーバーヘッドプロジェクター)の使い方」でした.パワーポイントやキーノートなど,パソコンによるプレゼンが一般化する前の時代を感じますが,何より1泊2日でじっくりOHPの使い方を学べたことに,時代の余裕を感じます.
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