論述
結核濃厚感染部落に關する考察
大塚 正八郞
1
1東京慈惠會醫科大學林内科教室
pp.195-197
発行日 1948年2月25日
Published Date 1948/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200257
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(1)緒言
終戰以來,一時忘却せられた農村結核問題が再び眞劍に取上げられ,種々論議されて居る折柄,結核の浸淫に惱む一部落と更に高度の家族感染に懊惱する一家族の状況を報告し,農村保健衞生にたづさはる大方の御參考に供するのも意義ある事と思ひ,先年群馬縣邑樂郡M村に於て行つた縣衞生課,舘林保健所後援による調査事項の中一部を不備も省みずこゝに概述する次第である。
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