Japanese
English
臨床報告
乳腺浸潤性小葉癌による回腸転移と亜腸閉塞の1例
A case of resected ileal metastasis with subintestinal obstruction from invasive lobular carcinoma of the breast with multiple metastases
竹内 正昭
1
Masaaki TAKEUCHI
1
1武蔵ケ丘病院外科
キーワード:
乳腺浸潤性小葉癌
,
回腸転移
,
リンパ節転移
Keyword:
乳腺浸潤性小葉癌
,
回腸転移
,
リンパ節転移
pp.1125-1129
発行日 2025年9月20日
Published Date 2025/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698570800091125
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要旨
症例は74歳,女性.右乳腺浸潤性小葉癌,多発転移に対し,他院で1次内分泌療法施行中であった.下腹部がしぼられる感じと気分不良を主訴に当科受診.下腹部膨満を認め,腹部CT,腹部エコーで回腸末端に狭窄を認め,回腸癌あるいは回腸転移を疑い,今後,腸閉塞をきたす可能性が高いため腹腔鏡(補助)下回盲部切除術を施行した.病理組織学的検査では乳腺浸潤性小葉癌の回腸転移と診断された.摘出した病変部周囲の小腸間膜リンパ節と201番リンパ節に転移を認めた.浸潤性小葉癌の小腸転移に関する報告例は少なく,摘出した病変周囲のリンパ節に転移を認めた報告は極めて稀であり,文献的考察を加え報告する.

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