特集 公衆衛生と死—よりよい死を迎えるために公衆衛生は何ができるか
リビング・ウイルを巡る国内の現状と将来
北村 義浩
1,2
,
岩尾 總一郎
1
1公益財団法人日本尊厳死協会
2日本医科大学
キーワード:
尊厳死
,
事前指示書
,
リビング・ウイル
,
終末期
Keyword:
尊厳死
,
事前指示書
,
リビング・ウイル
,
終末期
pp.141-147
発行日 2025年2月15日
Published Date 2025/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.036851870890020141
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ポイント
◆患者は、終末期医療でも自己決定権を持ち、それは世界医師会リスボン宣言等によって保障されている。
◆終末期では意思確認が難しいため、事前に意思を明示するリビング・ウイルが推奨されている。
◆現在はリビング・ウイルには法的な根拠がない。自己決定の重要性を認識し、適切な法整備が求められる。
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