特集 スクリーニング血液検査の素朴な“?”から始める“深み”のある日常診療
血液算定
血小板減少の患者はどうしたらいい?
吉川 愛
1
,
竹林 ちあき
1
1東邦大学医療センター大森病院血液・腫瘍科
キーワード:
血小板減少
,
幼若血小板比率
,
免疫性血小板減少症
,
ITP
,
偽性血小板減少症
,
先天性血小板減少・異常症
,
血栓性血小板減少性紫斑病
,
TTP
Keyword:
血小板減少
,
幼若血小板比率
,
免疫性血小板減少症
,
ITP
,
偽性血小板減少症
,
先天性血小板減少・異常症
,
血栓性血小板減少性紫斑病
,
TTP
pp.606-609
発行日 2025年4月10日
Published Date 2025/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990620050606
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Point
◎出血傾向の有無を確認し,偽性血小板減少の可能性を考える.
◎出血傾向がなくとも血小板数が低値の場合,発症様式(急性か慢性か)を確認し,緊急対応の必要性を判断する.
◎一般診療の場で確認できることとして,家族歴や薬剤の使用歴,先行感染の有無などを聴取する.

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