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奏であういのち

脳性まひとALSの人たちをめぐる物語

奏であういのち
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筆頭著者 樋髙 知子 (著)

青海社

電子版ISBN

電子版発売日 2022年9月12日

ページ数 304

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-902249-71-2

印刷版発行年月 2014年6月

DOI https://doi.org/10.57286/9784902249712

書籍・雑誌概要

「身体が不自由でも、こころまで不自由ではない」懸命に生きる障がい者と、運命的に出会う支援者。障がい者の、これをしたい、あれをしたいという思いは強ければ強いほど、必ず成就に近づいていく。障がいにより地域で暮らすことが困難な6名の人間がサポーターと苦楽をともにしながら、家族や施設に頼らず、自分らしい生き方を求めて地域生活に挑戦し続ける物語。
(1)藤亜里佳:叔母の加藤奈津美、そして亜里佳に筆談を可能にした宮崎由紀子の愛情あふれる関係
(2)金善栄:善栄を含め5人の子どもを育てた母・文子、彼女の自立を手伝ってきたポチ(愛称)との関係
(3)實方裕二:實方の介助を始めてから25年間、よき理解者であり、友人である森薗卓朗との関係
(4)福永年久:水谷安良が学生時代に始めたボランティア介助をきっかけに、現在まで続くつき合い
(5)木村浩子:文通をきっかけに50年以上にわたり、支援し続ける親友・松田直代との関係
(6)甲谷匡賛:親友の由良部正美(舞踏家)と志賀玲子(舞台プロデューサー)が立ち上げた福祉と医療と芸術を結ぶプロジェクト

目次

プロローグ
第一章 支援者との深い信頼関係の構築で実現した、自立生活-藤亜里佳と加藤奈津美と宮崎由紀子
第二章 母との二人三脚と、親友・ポチとの出会い-金善栄と金文子とポチ
第三章 良き理解者に恵まれた、“言葉で作る料理人”-實方裕二と森薗卓朗
第四章 形を変えつつも取り組み続ける、障がい者自立運動-福永年久と水谷安良
第五章 強い絆で結ばれた、「でこぼこコンビ」-木村浩子と松田直代
第六章 ALSを踊る甲谷のかたわらで、芸術と医療と福祉をつなぐ友人たち-甲谷匡賛と由良部正美と志賀玲子
おわりに

エピローグ

主要参考文献・資料