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問題解決モデルで見える理学療法臨床思考
臨床実習・レポートにも役立つ統合解釈テクニック
筆頭著者 加藤 研太郎 (編)
文光堂
電子版ISBN
電子版発売日 2022年4月25日
ページ数 188
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8306-4597-6
印刷版発行年月 2022年4月
書籍・雑誌概要
“問題解決モデル”を用いて臨床思考能力を高める1冊.高頻度で遭遇する疾患に対する熟達者の思考の「型」を提示し,学習者はその筋道に沿って思考を進めることで,早期に熟達者と同じ思考が獲得できる.養成校では臨床思考能力を高める学習教材として,臨床実習では統合解釈のサポートとして活用し,「ケースで学ぶ理学療法臨床思考 第2版」の基本編・実践編とともに役立てることで問題解決思考をさらに深く学ぶことができる.
目次
第1章 生活構造と生活障害の構造
1 理学療法士に求められていること
2 理学療法が対症とする生活とは
第2章 障害構造を把握する方法
1 問題解決の構造的理解
2 問題解決モデルの基本構造
3 対象疾患と時期
4 具体的な記載上のルール
第3章 解決すべき課題の目標と介入方法を立案する方法
1 問題の定義づけ
2 目標の設定
3 介入方法の立案
4 介入に対する制約条件の設定
第4章 モデルを用いた統合解釈の基本的手順
1 問題解決思考の基本的手順
2 参加ユニットの思考手順
3 活動ユニットの思考手順
4 機能・構造ユニットの思考手順
第5章 疾患別の問題解決思考
1.骨関節疾患
1 大腿骨頚部骨折(γネイル:回復期)
2 変形性膝関節症(TKA:急性期)
3 変形性膝関節症(保存:生活期)
4 変形性股関節症(THA:回復期)
2.神経障害
1 被殻出血(血腫除去術:急性期)
2 脳梗塞(薬物療法:回復期)
3 Parkinson病(薬物療法:中度障害期)
4 多系統萎縮症(薬物療法:生活期)
3.内部障害
1 慢性閉塞性肺疾患(保存:回復期)
2 心筋梗塞(PCI:急性期)
3 糖尿病足病変(予防期)
4 慢性腎不全(透析:回復期)
索 引