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症候障害学序説
理学療法の臨床思考過程モデル
筆頭著者 内山 靖 (著)
文光堂
電子版ISBN
電子版発売日 2021年9月20日
ページ数 112
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8306-4329-3
印刷版発行年月 2006年5月
書籍・雑誌概要
チーム医療の中で,医師でもなく,看護師でもなく,その他諸々のコメディカル・スタッフとも異なる理学療法士のアイデンティティ,専門性を深く追求すると,そこに症候障害学の地平が広がってくる.機能的制限としての動作の観察や分析を基軸とした,症候学的および障害学的な双方向の思考を展開・転回する症候障害学的な臨床思考過程こそが,すぐれて理学療法的な臨床思考過程である.
目次
1章:なぜ症候障害学なのか
1.現代の医療に求められるもの
2.医療における2つの思考過程─症候学と障害学─
3.分化と統合
2章:症候障害学とは
1.症候障害学の基本的枠組み
2.症候障害学による臨床思考過程
3章:動作のとらえかた
1.随意運動の階層性と制御
2.動作をとらえるうえでの科学的基盤
3.症候障害学的な理解
4章:動作の観察・分析の進めかた
1.動作の観察・分析の位置づけ
2.動作の観察・分析と解釈の流れ
3.動作の観察・分析を進める際の着眼点
4.動作観察・分析の展開
5.症候障害学的な統合と解釈
5章:姿勢・動作の診かた
1.座位
2.立位
3.臥位
4.寝返り
5.立ち上がり
6.歩行
6章:機能の診かた
1.筋力
2.体性感覚
3.体幹
4.バランス
7章:症候障害学と理学療法
1.理学療法の特徴
2.根拠に基づく理学療法
3.理学療法におけるクリティカルな思考
参考文献
索引