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理学療法臨床診断学への志向
ARIMAの問題解決モデル
筆頭著者 有馬 慶美 (著)
文光堂
電子版ISBN
電子版発売日 2022年3月14日
ページ数 154
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8306-4383-5
印刷版発行年月 2010年4月
書籍・雑誌概要
理学療法の対象者が有する問題の解決のヒントとなる多くの情報を分類・整理し,解決のための思考を円滑にする著者提案の“問題解決モデル”を用いて理学療法診断能力を高める1冊.対象者の“目標・問題点・治療プラン”がおもしろいように分かる新しい思考ツール.学内教育において理学療法診断能力を高める学習教材として用いることができ,臨床実習における理学療法診断の思考サポートとして活用することもできる.
目次
1章 問題解決の思考モデルと理学療法診断
1.臨床問題解決を支える思考モデル
1)理学療法士の使命
2)認知心理学における問題解決過程と問題解決の思考モデル
3)理学療法における問題の構造と問題解決
4)理学療法のための問題解決モデルの提案
2.思考モデルと理学療法診断
1)問題解決過程と理学療法診断
2)理学療法診断における思考モデルの必要性
2章 理学療法診断のための問題解決モデル
1.問題解決モデルの構成と構造
1)問題解決モデルの概観
2)問題解決ユニット
3)生活障害の構造とユニットの連鎖
2.問題解決モデル
1)基本構造
2)問題解決モデル
3.問題解決モデルの諸側面
1)概念地図法としての問題解決モデル
2)ICFと問題解決モデルの互換性
3)症候障害学と問題解決モデル
4)理学療法プロセスにおける問題解決モデル
5)対象疾患と問題解決モデル
6)病期と問題解決モデル
7)統合解釈と問題解決モデル
8)臨床実習指導と問題解決モデル
3章 問題解決モデルを用いた理学療法診断
1.理学療法診断の過程
1)理学療法診断とは
2)理学療法診断の過程
2.理学療法診断の実際
1)処方箋の入手と解釈
2)事前準備
3)参加ユニットの診断
4)身辺動作・IADLユニットの診断
5)基本動作ユニットの診断
6)機能・構造ユニットの診断
7)全ユニットの包括的な意思決定
4章 疾患別 問題解決構造
1.骨折
1)基本概念
2)骨折における問題解決構造の特徴
2.関節リウマチ
1)基本概念
2)関節リウマチにおける問題解決構造の特徴
3.脊髄損傷
1)基本概念
2)脊髄損傷における問題解決構造の特徴
4.下肢切断
1)基本概念
2)下肢切断における問題解決構造の特徴
5.脳卒中
1)基本概念
2)脳卒中における問題解決構造の特徴
6.パーキンソン病
1)基本概念
2)パーキンソン病における問題解決構造の特徴
7.脊髄小脳変性症
1)基本概念
2)脊髄小脳変性症における問題解決構造の特徴
8.慢性閉塞性肺疾患
1)基本概念
2)慢性閉塞性肺疾患における問題解決構造の特徴
9.変形性関節症
1)基本概念
2)変形性関節症における問題解決構造の特徴
10.末梢神経損傷
1)基本概念
2)末梢神経損傷における問題解決構造の特徴
5章 理学療法診断 演習問題
1.骨折
1)症例
2)診断結果の参考例
3)問題解決構造の参考例
2.関節リウマチ
1)症例
2)診断結果の参考例
3)問題解決構造の参考例
3.脊髄損傷
1)症例
2)診断結果の参考例
3)問題解決構造の参考例
4.下肢切断
1)症例
2)診断結果の参考例
3)問題解決構造の参考例
5.脳卒中
1)症例
2)診断結果の参考例
3)問題解決構造の参考例
6.パーキンソン病
1)症例
2)診断結果の参考例
3)問題解決構造の参考例
7.脊髄小脳変性症
1)症例
2)診断結果の参考例
3)問題解決構造の参考例
8.慢性閉塞性肺疾患
1)症例
2)診断結果の参考例
3)問題解決構造の参考例
9.変形性関節症
1)症例
2)診断結果の参考例
3)問題解決構造の参考例
10.末梢神経損傷
1)症例
2)診断結果の参考例
3)問題解決構造の参考例
索引