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医学のあゆみ289巻7号
皮膚の悪性腫瘍――研究と診療の進歩
医歯薬出版
電子版ISBN
電子版発売日 2024年5月20日
ページ数 70
判型 B5
印刷版ISSN 0039-2359
印刷版発行年月 2024年5月
書籍・雑誌概要
皮膚の悪性腫瘍――研究と診療の進歩
企画:奥山隆平(信州大学医学部皮膚科)
・皮膚疾患の診療で苦慮するのは多くの医師が経験することであるが,特に皮膚がんはQOLを大きく障害することから,診断と治療に慎重を期す必要があろう.
・しかし,皮膚がんといっても有棘細胞癌,基底細胞癌,悪性黒色種,乳房外パジェット病など,異なる性質の有するがんの集合体である.形状や性質はさまざまであり,治療も一様ではない.
・好むと好まざるとにかかわらず,医師は皮膚がんへの対応を求められる状況であり,その機会は今後ますます高まるであろう.
目次
■メラノーマにおける研究と診療の進歩
■有棘細胞癌の最新治療戦略
■顔面基底細胞癌の診断と治療
■乳房外パジェット病の臨床と研究の最前線
■皮膚血管肉腫の治療――現在と今後の展望
■メルケル細胞癌の研究・臨床における進歩
■皮膚T細胞リンパ腫に対する分子標的薬の進歩
TOPICS
【循環器内科学】
周産期心筋症の発症予防因子ZFP36L2
【小児科学】
保育器内の早産児のアルコール曝露を軽減するための対策
連載
【臨床医のための微生物学講座】
12.ヒトのフサリウム症
【緩和医療のアップデート】
7.末期腎不全――透析の見合わせの現状と課題
フォーラム
【死を看取る――死因究明の場にて】
13.死亡診断⑤
【数理で理解する発がん】
11.ハーディー・ワインベルグの法則