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がんのリハビリテーション診療ベストプラクティス 第2版
筆頭著者 日本がんリハビリテーション研究会 (編)
金原出版
電子版ISBN 978-4-307-85064-3
電子版発売日 2020年12月28日
ページ数 324
判型 A4
印刷版ISBN 978-4-307-75064-6
印刷版発行年月 2020年11月
書籍・雑誌概要
『がんのリハビリテーション診療ガイドライン』で示された最新のエビデンスを、「臨床での最良の実践方法」に落とし込み解説。「誰が、いつ、どこで行うのか」「どのような方法で行うのか」といった具体的な解説は、リハビリテーション専門職をはじめ多くの医療者の助けとなるだろう。患者への説明に重宝するパンフレット例など付録も充実し、診療ガイドラインに基づくリハビリテーション医療を実践するうえで必読の一冊となった。
目次
第1章.総論
■1.がんのリハビリテーション医療の概要
■2.がん患者の評価
第2章.肺がん
■1.肺がん(術前)
リハビリテーション治療の効果(術前)
■2.肺がん(術後)
リハビリテーション治療の効果(術後)
第3章.消化器がん
■1.消化器がん(術前)
リハビリテーション治療の効果(術前)
■2.消化器がん(術後)
リハビリテーション治療の効果(術後)
第4章.前立腺がん
■1.前立腺がん
リハビリテーション治療の効果
■2.前立腺がん(骨盤底筋群訓練)
骨盤的筋筋力訓練の効果
第5章.頭頸部がん
■1.頭頸部がん
治療効果を確認する評価の方法
■2.舌がん・口腔がん(術後)
摂食嚥下療法、音声言語訓練の効果
■3.咽頭がん(術後)
摂食嚥下療法の効果(咽頭がん)
■4.喉頭がん(術後)
摂食嚥下療法の効果(喉頭がん)
■5.喉頭全摘出後(術後)
代用音声訓練の効果
■6.頸部リンパ節郭清術(術後)
上肢機能訓練の効果
■7.頭頸部がん(放射線療法中・後)
摂食嚥下療法、音声言語訓練の効果
■8.頭頸部がん(放射線療法中・後)
運動療法の効果
第6章.乳がん・婦人科がん
■1.乳がん・婦人科がん
上肢機能低下に対するリハビリテーション治療の効果
■2.乳がん(術後)
乳房再建術後のリハビリテーション治療の効果
■3.乳がん(化学放射線療法中・後)
身体活動性、運動耐容能、筋力低下、倦怠感、体組成、有害事象、精神心理面、QOL、慢性疼痛に対するリハビリテーション治療の効果
■4.乳がん(術後)
認知機能障害に対するリハビリテーション治療の効果
■5.乳がん(術後)
リンパ浮腫の予防
■6.婦人科がん(化学療法中・治療後)
運動耐容能、倦怠感、QOL、体組成、精神心理面に対するリハビリテーション治療の効果
■7.婦人科がん(骨盤底筋筋力訓練)
骨盤底筋筋力訓練の効果
第7章.骨軟部腫瘍
■1.骨軟部腫瘍
病的骨折や麻痺のリスク予測
■2.骨軟部腫瘍
機能障害、ADL、QOL に対するリハビリテーション治療の効果
■3.骨軟部腫瘍
骨関連事象(SRE)、ADL、QOL に対する補装具の効果
■4.骨軟部腫瘍
ADL に対する放射線療法の効果
■5.骨軟部腫瘍
ゴール設定のための生命予後予測
■6.骨軟部腫瘍
四肢長幹骨病的骨折に対する手術治療の効果
■7.骨軟部腫瘍
脊椎転移に対する手術治療の効果
■8.骨軟部腫瘍
手術(患肢温存手術・四肢切断術)の比較
■9.骨軟部腫瘍
再建法(処理骨・腫瘍用人工関節)の比較
第8章.脳腫瘍
■1.脳腫瘍
系統的な評価の必要性
■2.脳腫瘍
運動障害に対するリハビリテーション治療の効果
■3.脳腫瘍
高次脳機能障害に対するリハビリテーション治療の効果
第9章.血液腫瘍・造血幹細胞移植
■1.血液腫瘍・造血幹細胞移植
身体活動性・身体機能低下に対するリハビリテーション治療の効果
■2.血液腫瘍・造血幹細胞移植
QOL、倦怠感、精神心理面、身体症状に対するリハビリテーション治療の効果
■3.血液腫瘍・造血幹細胞移植
認知機能障害に対する認知機能訓練の効果
■4.血液腫瘍・造血幹細胞移植
高齢患者に対する高齢者総合的機能評価の有用性
第10章.化学療法・放射線療法
■1.化学療法・放射線療法
身体活動性・身体機能・ADL低下に対するリハビリテーション治療の効果
■2.化学療法・放射線療法
QOL、倦怠感、精神心理面に対するリハビリテーション治療の効果
■3.化学療法・放射線療法
有害事象、その他に対する物理療法、運動療法と栄養療法の併用の効果
■4.化学療法・放射線療法
認知機能障害に対する運動療法、認知機能訓練の効果
■5.化学療法・放射線療法
高齢がん患者に対する高齢者総合的機能評価の有用性
第11章.進行がん・末期がん
■1.進行がん・末期がん
運動機能低下に対するリハビリテーション治療の効果
■2.進行がん・末期がん
疼痛や呼吸困難などに対する患者教育(教育プログラム)の効果
■3.進行がん・末期がん
倦怠感、疼痛に対する患者教育、物理療法などの効果
■4.進行がん・末期がん
リハビリテーション専門職を含むチーム医療・アプローチの効果
付録
付表
索引