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喀血治療のベストプラクティス ssBACEマスターノート

喀血治療のベストプラクティス ssBACEマスターノート
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筆頭著者 石川 秀雄 (編著)

日本医事新報社

電子版ISBN

電子版発売日 2025年4月21日

ページ数 252

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-7849-0522-5

印刷版発行年月 2025年3月

DOI https://doi.org/10.24542/9784784905225

書籍・雑誌概要

日本の医学教育では,医療にかかわる法律について実践的に学ぶ機会は皆無です。しかし,日常診療の中には,医療者が当たり前にやっていることであっても,法律的にはリスクのある行動が多くあります。本書では,そんな日常診療に潜む法的なリスクを弁護士と医師のダブルライセンスを持つ著者が丁寧に解説しています。

本書を読めば……
▷誰もが一度は経験したことのあるCaseを通して,なにが法律的にアウトなのかわかります
▷法的なトラブルに対する「具体的な対処法」がわかります
▷医療者と法律家の考え方のギャップがわかります

具体的なトラブルのCaseにすぐにあたることができるような構成になっているので,本書を手に取って「今,すぐ,自分に必要」なCaseを参照してみてください。本書を読むことで,トラブルに遭遇した時に自分がなにをすべきかわかるはずです。

目次

1章 喀血について 
 1 喀血の基礎疾患
 2 喀血の大分類と重症度分類
 3 わが国の「喀血診療指針」の概要

2章 BAEの基本知識
 1 BAEとssBACEの歴史
 2 BAEの重要なエビデンス
 3 ssBACEの治療成績
 4 喀血関連血管の血管解剖(気管支動脈とNBSA)
 5 主なBAEガイドライン概要
 6 肺葉と喀血関連血管の関係
 7 再喀血のメカニズム
 8 BAEとQOL
 9 コイル留置後のMRIは可能か?

3章 BAEのテクニックと手技
A 動脈穿刺テクニック
 1 大腿動脈穿刺
 2 橈骨動脈穿刺
 3 エコー好き麻酔科医によるエコー下橈骨動脈穿刺テクニック
B ガイディングカテーテルの種類とテクニック
 1 当院で使用しているカテーテル
 2 基本的なテクニック・戦略
 C ガイディングカテーテル
 D コイル
 E マイクロカテーテル

4章 塞栓用コイルおよびその他のデバイス―特徴と活用法
A なぜコイルか?
B pushable coil
 1 Nester®
 2 Hilal®
 3 C-Stopper®コイル
C detachable coil
 1 Azur®
 2 Target
 3 ED coil,i-ED coil
 4 IDC™/Embold™
 D 当院で使用しているその他のデバイス

5章 BAEのトラブルシューティング
 1 動脈穿孔のベイルアウト
 2 縦隔血腫内コイル留置
 3 脱落/逸脱コイル回収
 4 外れたガイディングカテーテルのリカバリー

6章 画像診断
 1 BAE術前検査のCTA(CTBA)
 2 CTBAレポートのコンセプト
 3 CT like imageの活用

7章 BAE前後のフロー
A 初診からBAEフォロー終了まで:喀血・肺循環センター運営課長(事務職)の視点より
B 他職種からの支援
 1 BAEのパス
 2 BAEの看護 
 3 BAEと薬剤
 4 BAEと保険診療 

8章 BAEの合併症
 1 合併症総論
 2 脳梗塞
 3 大動脈解離
 4 縦隔血腫
 5 脊髄梗塞

9章 その他のトピック
 1 気管支動脈瘤
 2 気管支鏡は喀血/BAEにとって有用か?
 3 BAE無効例への肺動脈塞栓術

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