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麻酔科研修 実況中継!
第1巻 麻酔・周術期管理の基本編
筆頭著者 駒澤 伸泰 (著)
中外医学社
電子版ISBN
電子版発売日 2018年1月22日
ページ数 160
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-498-05524-7
印刷版発行年月 2016年11月
書籍・雑誌概要
麻酔科研修は,手術室を知るための第一歩.その模様を活写する.研修医・レジデントはもちろん,看護師をはじめ周術期管理チームの一員たろうとする全てのスタッフ必読!
目次
1 手術室のルール
初期研修医の原則5つ
麻酔科研修では報告・連絡・相談は必須事項
遅刻厳禁
手術室のルールを守る
術野と非術野の違いを認識する
麻薬・筋弛緩薬取り扱いの重みを知る
2 術前診察と同意書取得
術前検査,術前状態の把握の必要性
術前指示
3 全身麻酔の準備
麻酔器の準備
気管挿管,ラリンジアルマスクの準備
薬剤の準備
輸液,シリンジポンプの準備
4 麻酔中のモニタリング
カプノグラム 呼気二酸化炭素濃度の重要性
麻酔管理で着目すべき点
理学所見からわかること
モニターからわかること
5 さまざまな気道管理
―マスク換気・気管挿管・ラリンジアルマスク―
術前における気道評価の重要性
気道確保の方法 マスク換気
マスク換気の流れ
気管挿管とラリンジアルマスクの違い
気管挿管・LMA挿入の手順
気管挿管の確認
6 麻酔科で使うおもな薬剤
吸入麻酔薬
静脈麻酔薬
使用頻度が高い薬剤
7 全身麻酔の導入と維持
麻酔の導入
患者さんの挨拶と確認
全身麻酔導入準備
全身麻酔の導入
手動換気から人工呼吸への移行と抗生剤準備
タイムアウト
患者さんの入室と点滴確保
気管挿管から人工呼吸器への接続
胃管の挿入
麻酔の維持
麻酔の維持とABCD
麻酔の4要素
麻酔管理のABCD
人工呼吸器の設定
8 麻酔覚醒と術後管理への移行
患者さんの退室
手術終了から抜管,麻酔終了への流れ
全身麻酔覚醒後は呼吸抑制のリスクが高い
9 動脈圧ラインと中心静脈穿刺
動脈カテーテル(Aライン)
動脈圧ラインの適応
動脈圧ラインの作り方
動脈圧ラインの確保
中心静脈(CV)カテーテル
中心静脈とは?
大腿静脈,内頸静脈,鎖骨下静脈の鑑別
超音波ガイド下中心静脈カテーテル留置
中心静脈カテーテル留置の合併症
中心静脈カテーテルの適応
中心静脈カテーテルの穿刺法
10 硬膜外麻酔と脊髄くも膜下麻酔
硬膜外麻酔
脊髄くも膜下麻酔
硬膜外麻酔・脊髄くも膜下麻酔時の消毒
硬膜外麻酔の意義
脊髄くも膜下麻酔
硬膜外麻酔・脊髄くも膜下麻酔の注意点
11 麻酔科と医療安全
インシデント・レポート・システム
WHO手術安全チェックリストの意義
おわりに~1週間経過して~
換気困難症例への対応
周術期管理チームの概念
参考資料:麻酔説明書の1例(北大阪医科大学附属病院)
参考ガイドライン
索引