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続・エビデンスで解決!緩和医療ケースファイル

続・エビデンスで解決!緩和医療ケースファイル
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筆頭著者 森田 達也 (編)

聖隷三方原病院副院長

その他の著者等 木澤義之/新城拓也

南江堂

電子版ISBN 978-4-524-25516-0

電子版発売日 2016年6月6日

ページ数 220

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-524-25788-1

印刷版発行年月 2016年2月

DOI https://doi.org/10.15106/9784524257881

書籍・雑誌概要

緩和医療の現場で直面する難題に,クイズ形式で解決に挑む好評書の「続編」登場.前書に掲載できなかったシチュエーションに,最新のエビデンスも取り入れて幅広い内容に.熟練医師やスタッフの経験則に頼りがちな実際から,エビデンスを理解し具体的に現場に生かす“実践”へ.前書と合わせて活用すれば効果倍増.患者に寄り添う緩和医療をめざすすべてのスタッフにおすすめの一冊.

目次

【内容目次】
CHAPTER1 疼痛
 CASE1 アセトアミノフェンは本当に効果があるの?
 CASE2 これは「突出痛」なのか?
 CASE3 「突出痛」らしい痛みに何を使うか?(1)
 CASE4 「突出痛」らしい痛みに何を使うか?(2)
 CASE5 膵臓がんの痛み(神経を巻き込む痛み)にオキシコドンはより効果的なのか?
 CASE6 メサドンを使い出す前と後のモニタリング-QT延長症候群
 CASE7 オピオイドからメサドンへの置き換え-ゆっくりやるか,一度にやるか?
 CASE8 痛みが取り切れない(1)-困ったときに考えてみるケタミン
 CASE9 痛みが取り切れない(2)-抗がん剤のしびれる痛み
 CASE10 オピオイドの便秘に難渋
 CASE11 オピオイドの吐き気が治まらない
 CASE12 オピオイド投与中のせん妄の対応-オピオイドスイッチング後の次の一手
 CASE13 「モルヒネは使わないでほしい」と家族に拒絶されたら?
 CASE14 副作用に関する説明の仕方-偉大なるノセボ効果
CHAPTER2 疼痛以外の身体症状
 CASE15 呼吸困難はモルヒネでどの程度改善するか?
 CASE16 モルヒネはどの程度の確率で呼吸困難を改善するか?
 CASE17 フェンタニル貼付剤を使用している人の呼吸困難をどうする?
 CASE18 吐き気に「とりあえず?プリンぺラン」
 CASE19 吐き気止めのチョイスは?
 CASE20 消化管閉塞にオクトレオチドはいつまで入れるのか?
 CASE21 終末期の輸液量をどうするか?
 CASE22 がん患者の倦怠感にステロイドは効くの?
CHAPTER3 精神的サポートとコミュニケーション
 CASE23 予後を伝えるとき,「そればかりはわかりません」はかえって良くない?
 CASE24 治らないことを伝えれば良い,ってものでもないらしい
 CASE25 「どう伝えれば良いんだろう」のような現場の質問で
 CASE26 先々のことを話し合うことは大事
 CASE27 療養場所を話し合うことは大切
 CASE28 在宅療養への移行をどう紹介するか?
 CASE29 退院前カンファレンスというコミュニケーションの価値
 CASE30 スピリチュアルケアに生かすposttraumatic growth(外傷後成長)の視点
 CASE31 家で最期を迎えたい患者の希望をどう叶えるか?
CHAPTER4 終末期ケア
 CASE32 予後をどうやって予測するか?(1)-複数のツールの比較:どれが一番良いか?
 CASE33 予後をどうやって予測するか?(2)-新しい予後予測指標の評価
 CASE34 看取りの説明とパンフレットの使用
 CASE35 終末期せん妄をどうするか?(1)-ケアのあり方
 CASE36 終末期せん妄をどうするか?(2)-パンフレットの効果
 CASE37 終末期せん妄-できれば予防したいけどできるのか?
 CASE38 終末期せん妄とお迎え現象-「故人がみえる」ことについて
 CASE39 死前喘鳴で苦しいと感じているのは誰?
 CASE40 死前喘鳴への自宅での対応-抗コリン薬のエビデンス
 CASE41 「苦痛緩和のための鎮静で寿命が縮むのか?」と聞かれたら
 CASE42 鎮静薬の選択-ミダゾラム,フルニトラゼパム,フェノバルビタール?
索引