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肝疾患治療マニュアル
ガイドラインを理解し,応用する
筆頭著者 竹原 徹郎 (編)
大阪大学消化器内科学
その他の著者等 持田智
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-24152-1
電子版発売日 2017年8月21日
ページ数 318
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-524-25424-8
印刷版発行年月 2017年6月
書籍・雑誌概要
C型肝炎の画期的新薬DAAs、B型肝炎でのペグインターフェロンのadd-on療法の普及、NAFLD/NASHの増加、非代償性肝硬変での新薬の登場等、進歩が著しい肝疾患治療の“今”を非専門医向けに解説。肝疾患の各種ガイドライン(取扱い規約、厚労省の指針等含む)の内容を押さえた上で、エキスパートが実臨床でどのような対応をしているか知ることができる。「わたしの工夫」「患者への説明のポイント」など、役立つコラムも掲載。
目次
【内容目次】
I章 肝疾患治療の実践~ガイドラインの一歩先へ~
1.急性肝炎(A型肝炎,B型肝炎,C型肝炎,D型肝炎,E型肝炎)
2.急性肝不全,劇症肝炎
3.ウイルス性慢性肝炎,肝硬変
a.B型肝炎
b.C型肝炎
4.自己免疫性肝炎
5.原発性胆汁性胆管炎(旧称:原発性胆汁性肝硬変)
6.原発性硬化性胆管炎,IgG4関連肝胆道疾患
7.薬物性肝障害
8.アルコール性肝障害
9.NAFLD・NASH
10.非代償性肝硬変
11.代謝性肝疾患(Wilson病,シトリン欠損症)
12.肝膿瘍,肝嚢胞
13.原発性肝癌
14.転移性肝癌
II章 肝疾患の治療薬~エキスパートはこう使う!~
1.インターフェロン製剤
2.抗ウイルス薬
a.リバビリン
b.NS3/4Aプロテアーゼ阻害薬
c.NS5A阻害薬
d.NS5B阻害薬
e.核酸アナログ製剤
3.肝機能改善薬
a.グリチルリチン製剤
b.ウルソデオキシコール酸
c.タウリン
d.漢方製剤
4.肝不全治療薬
a.肝不全用アミノ酸製剤,成分栄養剤
b.分岐鎖アミノ酸製剤,カルニチン
c.ラクツロース,ラクチトール
d.リファキシミン
e.利尿薬
5.肝癌治療薬
a.ソラフェニブ
b.肝動注用抗悪性腫瘍薬
6.その他
a.ナルフラフィン
b.ルストロンボパグ
III章 肝疾患の治療手技~エキスパートのテクニックを知る!~
1.経皮的局所療法(PEIT,RFAなど)
2.経カテーテル治療・化学療法(TAE,TACEなど)
3.内視鏡的治療(EVL,EISなど)
4.バルーン下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO)
5.TIPS
6.腹水の治療(腹水穿刺排液,CART,デンバーシャント)
7.血漿交換・血液濾過透析(人工肝補助療法)
8.瀉血療法
IV章 肝疾患の栄養療法と運動療法~エキスパートはこうしている!~
1.肝硬変に対する栄養療法
2.C型肝炎に対する鉄制限食
3.脂肪肝・NASHに対する栄養療法
4.肝疾患の運動療法
索引