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ボツリヌス療法のすべて

アジア人への応用

ボツリヌス療法のすべて
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筆頭著者 三井 浩 (監訳)

南江堂

電子版ISBN 978-4-524-20438-0

電子版発売日 2022年8月1日

ページ数 220

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-524-24807-0

印刷版発行年月 2022年4月

DOI https://doi.org/10.15106/9784524248070

書籍・雑誌概要

ボツリヌス療法をアジア人向けに解説した本邦初の成書.ボツリヌストキシン毒素の基礎知識から各種BTX製品薬剤の比較と使用上の注意点,シワ治療,顔面輪郭形成術,皮内注射,痩身,多汗症など各種治療の入門から応用までを,多数の写真・イラストを駆使してビジュアルに解説.アジア人,西洋人における適用量・注射部位・適用についてその差異を明示し,特に腓腹筋,僧帽筋,三角筋,大腿四頭筋などの肥大に対する治療など,本書独自の内容が満載!

目次

【内容目次】
1 ボツリヌス学
1.1 はじめに
1.2 シワに関する専門用語
 1.2.1 シワに関する基本的な専門用語
 1.2.2 機能的側面
 1.2.3 重症度側面
1.3 ボツリヌストキシン(BTX)の基礎科学
 1.3.1 種類と機能
 1.3.2 A 型BTX の分子構造
 1.3.3 作用点
 1.3.4 回復
 1.3.5 用量と効果
 1.3.6 効果の個人差
 1.3.7 知覚神経系への影響
1.4 BTX 製品の比較
 1.4.1 効果の比較
 1.4.2 添加剤の比較
 1.4.3 BotoxR:世界的な標準薬
 1.4.4 DysportR:ヨーロッパの標準薬
 1.4.5 NeuronoxR :韓国初のBTX 製剤
 1.4.6 MyoblocR:唯一のB 型BTX 製剤
 1.4.7 XeominR:第2 世代のBTX 製剤
 1.4.8 BTXAR:中国製BTX 製剤
 1.4.9 BotulaxR
 1.4.10 NabotaR
 1.4.11 InnotoxR:BotoxR に支持されたBTX 製剤
1.5 免疫原性/薬剤耐性
1.6 BTX の安全性
 1.6.1 ヒト致死量
 1.6.2 過量投与
 1.6.3 小児
 1.6.4 妊娠
 1.6.5 過敏症
1.7 BTX の溶解法と保存法
 1.7.1 溶解法
 1.7.2 保存法
1.8 禁忌
 1.8.1 絶対禁忌
 1.8.2 投与注意
1.9 手技の特徴(EAT 分類)
文献

2 ボツリヌストキシンによるシワ治療
2.1.はじめに
 2.1.1 BTX 治療が効果的なシワと効果のないシワについて
 2.1.2 コミュニケーション
 2.1.3 治療前のアセスメント
 2.1.4 アジア人と白人の民族性の違いについて
  2.1.4.1 アジア人,白人それぞれの魅力的な合成顔
  2.1.4.2 アジア人と白人における顔の形と美的基準の違い
  2.1.4.3 アジア人の3 つの顔タイプ
  2.1.4.4 アジア人と白人における解剖学的違い
  2.1.4.5 注射手技と投与量の違い
 2.1.5 追加注射と再注射における最適な治療間隔
 2.1.6 シワ治療に対するBTX の予防効果
 2.1.7 ボツリヌスリバランス(代償性過活動)
 2.1.8 表情のボツリヌスリモデリング
 2.1.9 BTX 注射手技
 2.1.10 BTX の副作用
  2.1.10.1 頭痛
  2.1.10.2 アレルギー反応
  2.1.10.3 内出血斑
  2.1.10.4 浮腫
  2.1.10.5 違和感(重たい感じ)
  2.1.10.6 マスク様顔貌
2.2 部位別の投与方法
 2.2.1 外眼角の皺
  2.2.1.1 解剖
  2.2.1.2 治療前評価
  2.2.1.3 注射手技
  2.2.1.4 投与量
  2.2.1.5 副作用
  2.2.1.6 写真
 2.2.2 眼瞼下垂
  2.2.2.1 注射手技
 2.2.3 上眼瞼の小ジワ
 2.2.4 下眼瞼のシワ
 2.2.5 前額部の横スジ
  2.2.5.1 解剖
  2.2.5.2 治療前の評価
  2.2.5.3 注射手技
  2.2.5.4 投与量
  2.2.5.5 副作用
  2.2.5.6 写真
 2.2.6 眉毛の造形と眉毛の持ち上がり
 2.2.7 眉間のスジ
  2.2.7.1 解剖
  2.2.7.2 注射手技
  2.2.7.3 投与量
  2.2.7.4 写真
  2.2.7.5 副作用
 2.2.8 バニーライン/鼻の側壁のシワ
  2.2.8.1 解剖
  2.2.8.2 注射手技
 2.2.9 鼻根の横スジ
 2.2.10 鼻尖の高さ
  2.2.10.1 解剖
  2.2.10.2 注射手技
 2.2.11 歯茎の過度な露出/ガミースマイル
  2.2.11.1 解剖
  2.2.11.2 注射手技
 2.2.12 鼻唇溝,左右非対称な笑顔
  2.2.12.1 解剖
  2.2.12.2 注射手技
 2.2.13 鼻翼靭帯とえくぼ
 2.2.14 口周囲のスジ(財布の引き紐様の唇)
  2.2.14.2 注射手技
  2.2.14.3 写真
 2.2.15 口角の持ち上がり
  2.2.15.1 解剖
  2.2.15.2 注射手技
 2.2.16 オトガイ筋の過活動,梅干しジワ
  2.2.16.1 解剖
  2.2.16.2 注射手技
 2.2.17 プラティズマバンド
  2.2.17.1 解剖
  2.2.17.2 注射手技
  2.2.17.3 投与量
  2.2.17.4 副作用
  2.2.17.5 写真
文献

3 A 型BTX による顔面輪郭形成術(エラボトックス)
3.1 square jaw/咬筋肥大症
 3.1.1 作用機序:廃用による筋萎縮
 3.1.2 咬筋肥大症の原因
 3.1.3 治療前評価
 3.1.4 自己評価
 3.1.5 解剖
 3.1.6 注射手技
 3.1.7 投与量
 3.1.8 咬筋容量の変化
 3.1.9 効果の発現と持続期間
 3.1.10 繰り返して薬剤投与をする際の適切な間隔と用量
 3.1.11 合併症
  3.1.11.1 咬合力の低下
  3.1.11.2 痩けた頬部
  3.1.11.3 たるんだ顎
  3.1.11.4 左右非対称の笑顔/ぎこちない笑顔
  3.1.11.5 咀嚼時の咬筋の突出
  3.1.12 下顎骨に対するA 型BTX 投与の効果
3.2 側頭筋肥大
 3.2.1 解剖学
 3.2.2 注射手技
 3.2.3 副作用
3.3 唾液腺肥大
 3.3.1 耳下腺肥大
 3.3.2 顎下腺肥大
 3.3.3 注射手技
文献

4 複数箇所へのBTX 皮内注射
4.1 コンセプト
4.2 注射手技
文献

5 BTX による痩身
5.1 はじめに
 5.1.1 BTX の調整
 5.1.2 投与量
 5.1.3 注射手技
 5.1.4 再注入時の適切な間隔と用量
 5.1.5 副作用
5.2 部位別詳細
 5.2.1 肩痩せ(僧帽筋)
  5.2.1.1 解剖
  5.2.1.2 注射手技
  5.2.1.3 副作用
  5.2.1.4 写真
 5.2.2 腕痩せ(三角筋)
  5.2.2.1 解剖
  5.2.2.2 注射手技
  5.2.2.3 副作用
  5.2.2.4 写真
 5.2.3 大腿痩せ(大腿四頭筋)
  5.2.3.1 解剖
  5.2.3.2 注射手技
  5.2.3.3 副作用
  5.2.3.4 写真
 5.2.4 ふくらはぎ痩せ(腓腹筋)
  5.2.4.1 解剖
  5.2.4.2 注射部位
  5.2.4.3 投与量
  5.2.4.4 注射手技
  5.2.4.5 効果の発現と持続
  5.2.4.6 副作用
  5.2.4.7 写真
文献

6 BTX による多汗症治療
6.1 はじめに
 6.1.1 多汗症の病因・分類
 6.1.2 局所性多汗症の疫学
 6.1.3 局所性多汗症の診断
 6.1.4 局所性多汗症が患者の生活へ与える影響
 6.1.5 局所性多汗症の治療
 6.1.6 BTX による局所性多汗症の治療
  6.1.6.1 はじめに
  6.1.6.2 注射手技
  6.1.6.3 麻酔
6.2 部位による特徴
 6.2.1 腋窩多汗症
  6.2.1.1 注射手技
  6.2.1.2 副作用
  6.2.1.3 評価方法
 6.2.2 手掌多汗症
  6.2.2.1 注射手技
  6.2.2.2 手首の神経ブロック
  6.2.2.3 でんぷん-ヨウ素テスト
  6.2.2.4 副作用
  6.2.2.5 評価方法
 6.2.3 足底多汗症
 6.2.4 顔面および頭皮多汗症
 6.2.5 味覚性多汗症
 6.2.6 代償性多汗症
 6.2.7 臭汗症/腋臭
 6.2.8 BTX に反応するほかの疾患
文献

索 引

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