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がん薬物療法のひきだし

腫瘍薬学の基本から応用まで

がん薬物療法のひきだし
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筆頭著者 松尾 宏一 (他編)

その他の著者 緒方 憲太郎 /林 稔展

医学書院

電子版ISBN 978-4-260-64180-7

電子版発売日 2020年4月27日

ページ数 474

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-260-04180-5

印刷版発行年月 2020年3月

DOI https://doi.org/10.11477/9784260641807

書籍・雑誌概要

がん薬物療法に関する知識をわかりやすく解説し、臨床業務で生じる課題・疑問を解決するための“ひきだし”となる入門教科書。学生などの初学者から、専門・認定資格を目指す中堅・若手まで、がん薬物療法のステップアップを目指す人に最適! がん薬物療法の「疾患」「レジメン」「副作用対策」をバランスよく取り上げ、最新のガイドラインに準拠。免疫関連有害事象(irAE)についてもフォロー。

目次

1段目 総論
 1 がん疫学と病因
  1 疫学
  2 病因
 2 がんとは(がんの種類,がん細胞,病期,がんと免疫の関係)
  1 がんの種類
  2 がん細胞
  3 病期(TNM分類)
  4 がんと免疫の関係
 3 がん診断と効果判定
  1 診断のアプローチと考え方
  2 画像診断
  3 内視鏡診断
  4 腫瘍マーカー
  5 遺伝子・染色体診断
  6 治療効果判定
 4 がん治療の考え方(各種治療,集学的治療)
  1 がん治療の考え方
  2 集学的治療
  3 外科手術
  4 内視鏡手術
  5 放射線療法
 5 レジメン管理
  1 レジメンとは
  2 レジメン申請・審査・登録
  3 レジメン評価と更新
 6 投与管理・調製
  1 抗がん薬のレジメンチェック(投与量・投与間隔など)
  2 併用支持薬のチェック
  3 抗がん薬の調剤
  4 注射用抗がん薬の投与中の注意
 7 曝露対策
  1 HDとは
  2 職業性曝露
  3 曝露予防対策
  4 抗がん薬調製
  5 汚染時の対応
  6 HDリストと危険性の分類

2段目 抗がん薬各論
 8 殺細胞性抗がん薬
  1 アルキル化薬
  2 代謝拮抗薬
  3 抗腫瘍性抗生物質
  4 プラチナ製剤
  5 微小管阻害薬
  6 トポイソメラーゼ阻害薬
  7 その他
 9 分子標的治療薬(低分子薬+抗体薬)
  1 低分子薬・遺伝子組換え融合蛋白質製剤
  2 抗体薬
 10 ホルモン療法薬
  1 ホルモン産生阻害
  2 ホルモンレセプター機能阻害薬
  3 その他
 11 免疫療法薬
  1 免疫チェックポイント阻害薬
 12 免疫調節薬(IMiDs)

3段目 がん薬物療法
 13 がん薬物療法の総論
  1 がん薬物療法とは
  2 臓器障害等のハイリスク患者におけるがん薬物療法の考え方
  3 耐性のメカニズム
 14 乳がん
  1 乳がんとは
  2 治療法
  3 副作用管理
 15 肺がん
  1 肺がんとは
  2 小細胞肺がんの治療法
  3 非小細胞肺がんの治療法
  4 副作用管理
 16 食道がん
  1 食道がんとは
  2 治療法
  3 副作用管理
 17 胃がん
  1 胃がんとは
  2 治療法
  3 副作用管理
 18 大腸がん
  1 大腸がんとは
  2 治療法
  3 副作用管理
 19 肝・胆・膵がん
  1 肝臓がん
  2 胆道がん
  3 膵がん
 20 婦人科がん
  1 卵巣がん
  2 子宮がん
 21 泌尿器がん
  1 腎細胞がん
  2 膀胱がん
  3 前立腺がん
 22 頭頸部がん・甲状腺がん
  1 頭頸部がん・甲状腺がんとは
  2 治療法
  3 副作用管理
 23 悪性リンパ腫
  1 悪性リンパ腫とは
  2 治療法
  3 副作用管理
 24 慢性骨髄性白血病
  1 慢性骨髄性白血病とは
  2 治療法
  3 副作用管理
 25 多発性骨髄腫
  1 多発性骨髄腫とは
  2 治療法
  3 副作用管理

4段目 副作用対策
 26 がん薬物療法の副作用
  1 抗がん薬で起こる副作用
  2 副作用対策の重要性
  3 副作用評価の方法
  4 薬剤師による副作用マネジメント
  5 副作用症状の患者教育
 27 支持療法薬
  1 支持療法とは
  2 予防的支持療法薬と治療的支持療法マネジメント
 28 貧血(赤血球減少症),血小板減少症
  1 貧血(赤血球減少症)
  2 血小板減少症
 29 好中球減少症と感染症(発熱性好中球減少症)
  1 定義
  2 原因となりうる主な抗がん薬
  3 アセスメント
  4 FNの治療(支持療法)
 30 消化器症状(口内炎,悪心・嘔吐,下痢,便秘)
  1 口内炎
  2 悪心・嘔吐
  3 下痢
  4 便秘
 31 皮膚障害(血管外漏出,皮膚障害,脱毛)
  1 血管外漏出
  2 皮膚障害
  3 脱毛
 32 腎毒性
  1 定義
  2 原因となりうる主な抗がん薬
  3 アセスメント
  4 支持療法
 33 心毒性
  1 定義
  2 原因となりうる主な抗がん薬
  3 アセスメント
  4 支持療法
 34 肝障害
  1 定義
  2 原因となりうる主な抗がん薬
  3 アセスメント
  4 治療
 35 神経障害
  1 定義
  2 原因となりうる主な抗がん薬と神経障害の特徴
  3 アセスメント
  4 支持療法
 36 味覚障害
  1 定義
  2 原因となりうる主な抗がん薬
  3 アセスメント
  4 支持療法
 37 過敏症(infusion reaction 含む)
  1 定義
  2 原因となりうる抗がん薬
  3 アセスメント
  4 治療
 38 腫瘍崩壊症候群
  1 定義
  2 病態
  3 原因となりうる主な抗がん薬
  4 アセスメント
  5 支持療法
 39 間質性肺炎
  1 定義
  2 原因となりうる主な抗がん薬
  3 アセスメント
  4 治療
 40 高血圧
  1 定義
  2 原因となりうる主な分子標的治療薬
  3 アセスメント
  4 支持療法
 41 免疫関連有害事象:irAE
  1 定義
  2 原因となりうる薬剤
  3 アセスメント
  4 支持療法

5段目 緩和ケア
 42 疼痛緩和と鎮痛薬
  1 緩和ケア
  2 痛みの種類と評価
  3 鎮痛薬の種類
  4 がん疼痛治療の基本とコツ
  5 オピオイド鎮痛薬の副作用

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